小梅日記を楽しむ会は、和歌山城から徒歩数分の場所で、毎月例会を開いております。満開の桜の画像とともに、本日の例会・総会の報告をいたします。
例会では雛祭りイベントの反省を中心に、語り合いました。反省点は今後の活動に生かしてまいります。
当日参加者にお配りした原洋子さんの資料は、充実の内容ながら今後も追加等あるものと見越して、限られた部数の印刷にとどめました。雛祭りに参加を希望されていたのに叶わなかった方や、入手したいとご希望だった方、ほどなく県立図書館でご覧いただくことができると思いますので、お待ち下さい。
会計報告を挟んで、総会に移りました。令和5年度の取り組みについてが主な議題です。翌・令和6年は
小梅生誕220年・没後135年の大切な年、今の我々にできることを、来月の例会までに各自考えて、具体的に議論を進めよう、ということになりました。会計の温さんから次年度の予算案が示され、閉会となりました。
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<おしらせ> ただいま、和歌山市立博物館の「新収蔵品展」で、川合小梅の「牡丹図」が展示されています。額装されている事もあるからか、お軸などの作品とはまた違った趣があります。ぜひお出かけ下さい♪
和歌山県立文書館には、当会の仲介で寄託されている川合小梅の「雑記」と呼ばれる文書群があり「志賀裕春氏旧蔵資料」として閲覧することができますが、その中には小梅が興味を持ったであろう書物の写しが多く含まれています。「畫荃」(林守篤著・編)がその一つで、筆などの図がずらりとならんでおり、同じ巻には、彩色法や絵の道具の書物の写しもあります。ちなみに原洋子さんが2019年の『川合小梅の作品と画業』で表紙に選んだのがこの「畫荃」の部分でした。
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次回は 4月26日(水) 13:30~
いつもの 地域フロンティアセンター
(フォルテワジマ6階)にて集まります。
「花粉症さえなければ、、」と恨み節ながら、良い季節になりました。コロナ再燃のないよう祈りつつ、皆様どうぞお元気で。