厳しい冷え込みから一転、今日は暖かくてうっかり上着をどこかに置いてきそうです。昨日の1月例会の報告をいたします。
第七回雛祭り案内ができました。NPOボランティアサロンに置いています。ご参加くださる方は左のメッセージから、または 073-452-3399 中村会長までお申し込みください。
4月19日開催の今年の春の一般向けウォークでは和歌山城を中心に『小梅日記』にゆかりのある場所を巡ります。 詳細は来月掲載いたします。
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1/12の夕方、テレビ和歌山5チャンDO!「わかやま万華鏡」のコーナーで、作家の前田朋子さんが絵本『小梅さんの日記』を手に若宮八幡宮に今も残る「瓦猿」の風習のお話をされました♪ 絵本の本文、解説ともに音読した上、ページも映してくださってとても嬉しかったです。
前田朋子さんのHPにも記事が載っています。
ご許可をいただきましたので、こちらもどうぞご覧下さい♪ → http://www.jtw.zaq.ne.jp/cfaam102/Part%203/hitokoto06.htm
紹介してくださった絵本の記事はこちらです→。
数年前に小梅ゆかりの地を調べたときに宮司さまにお話を伺ったことがありました。その後もウォークで訪れたこともあります。思い立って今朝お参りに行ってきました。
申年ということで注目が集まっているらしく「たくさんのメディアに取上げてもらいました。今日(1/28)もA新聞に載っているそうですよ。」と応対に出て下さった方が仰っていました。
若宮八幡宮は紀ノ川の南側堤防すぐ、和歌山市立紀ノ川中学校の正門前に長い参道をもつ神社です。鳥居をくぐりまっすぐ進むと八幡様の本殿があります。本殿にお参りしたあと、今日は左側にある山王さんを中心に写真を撮らせていただきました。
白壁の山王社殿の奥にもう一つ小さいけれど立派な古い社殿があります。古い方は小梅さんが訪れた社かしら。2009年に伺った時のメモを見ますと、こちらに移設される前、1800年代には近くの有本常念寺の東隣にあったらしく、一説には桃山時代の建造であるとか。
社殿の下、左右にはお猿さんの石像が居ます。向かって左側のお猿さんは赤ちゃん猿を抱っこしています。中を見せていただくと安産祈願の瓦猿がたくさん納められていました。
安産祈願ではないのですが、私も瓦猿をひとつ、お授けいただきました。こちら若宮八幡宮は徳川家の初代紀州藩主・徳川頼宣が鬼門厄除けのために祀られた由緒ある神社。瓦猿を入れてくださった袋には葵のご紋が記されています。
この記事を書くために、かつて巡った小梅ゆかりの地の資料を見ていたら、葵のご紋がずらり。小倉の光恩寺、水軒の養翠園、粉河の十禅律院…。小梅の夫は紀州徳川家仕え。当たり前といえば当たり前なんだけれど、遠くに出かけるときの小梅の発想を考えると、ちょっと楽しくなります。
<そのほかの今後の予定>
2/24(水) 2月例会 13:30~
フォルテワジマ6F NPOボランティアサロン
3/30(水) 3月例会と総会を行います。
4月例会はおやすみします。
コメントをお書きください
芝田浩子 (木曜日, 28 1月 2016 19:49)
こんばんは。お久しぶりです。
若宮八幡宮さん、懐かしく拝見しました。そうだった。今年は申年でした。
前田さん、「小梅さんの日記」を見てくれてたんですね。
いきなり紹介されたとの事、びっくりぽんでしたが、良かったですね。
本が出来た事が、和歌山を伝えることに貢献しているのかなと思いました。
本の内容が、活かされていければ、更に嬉しいことですね。
小梅日記を楽しむ会・山上 (金曜日, 29 1月 2016 12:10)
絵本を作るとき、芝田さんが瓦猿を買って何度も絵を描いてみてくれましたね。懐かしいです。こうして小梅さんがちゃんと日記に記したおかげで、確かにその頃に瓦猿の風習があったことが明らかになるんですねえ。